千葉県 52歳 女性

BEFOREフリーランス

AFTER受講期間中案件3件獲得し、現在の案件にプラスして起業準備へ

長年の経験を活かし、AIをマネジメントする視点に切り替え

今回お話を伺ったのは、人事キャリアが20年以上ある、52歳で社会保険労務士の資格を持つKさんです。

家族の都合でキャリアを中断し、数年間のブランクを経てフリーランスとして活動を始めたKさんが直面したのは、目まぐるしく変化するAI時代への戸惑いでした。

しかし、わずか数ヶ月後にKさんは、10時間以上かかっていた資料作成を2時間で完結させるという劇的な変化を遂げます。

さらには、受講期間中に合計3件もの案件を獲得。

その秘訣は、AIを「操作」しようとするのではなく、長年の経験を活かしてAIを「マネジメント」する視点に切り替えたことにありました。

さらに、単なる時短術に留まらず、AIによって生まれた余裕を「新規事業の立ち上げ」へと活用しているKさん。

彼女がどのようにして、AIという強力な「右腕」を手に入れたのか、そのプロセスを伺いました。

「AIは若い世代のもの」という思い込みを捨てて

フリーランスとして働き始めて1年半、ずっと「今のままでいいのかな」という漠然とした不安を抱えていました。

世の中のAI活用という流れは感じていましたが、受講前の私にとってAIは、デジタルネイティブの若い人たちが熱心に取り組んでいるものという認識。

50代の私がいきなりその中に入っても、確実についていけないだろうという変な自信すらありました。

それでも一歩踏み出せたのは、ライフシフトラボが45歳からのミドル世代を対象にしていたからです。

スキルの差はあっても、同じ世代ならきっと共感できる部分があるはず。

そう思って、点でしか理解できていなかったAIの知識を一本の線にする決意をしました。

AIは「技術」ではなく、期待の新入社員という立ち位置

ライフシフトラボAIコースの講義は、単に「プロンプト(AIへの指示文)」の書き方を教えるものではありませんでした。

印象的だったのは、「AIを人間の部下だと思え」という教えです。

それまでは「複雑な操作を覚えなきゃ」と身構えていましたが、視点を変えると、AIは24時間文句も言わずに働いてくれる、少しおっちょこちょいな新入社員のように見えてきたんです。

タスクが振られた際、すぐに自分が手を動かすのではなく、まずは「各種あるAIの中でどのAIがこの作業が得意か」を考えるようになりました。これは、どの部下に任せるかと同じことです。

さらに、プロンプトは指示の出し方と同じで、新入社員に教えるように背景を伝え、丁寧にステップを分けて指示を出す。これらを意識しはじめたら、難しいものではありませんでした。

この、マネージャーのような視点を手に入れたことで一気に世界が変わり、孤独にひたすら作業をおこなっていた私ではなくなり、何人もの優秀な部下を指揮するチームのリーダーになったのです。

10時間の重労働が、2時間の確認作業へ

具体的な変化はすぐに実務に現れました。

例えば、人事制度の設計やガイドブックの作成。

これを一から手作業で行うと、かつては10〜12時間はかかっていました。

しかし、AIを適切に使うようになってからは下地をAIに作らせ、私はそれをチェックして自分の経験に基づいた調整を加えるだけ。

調整時間を含めても、わずか2時間で完成まで持っていけるようになったのです。

この圧倒的な時短効果によって、受講期間中に合計3件もの案件を新たに獲得することができましたし、クライアントにはそのスピードとクオリティの高さに驚かれています。

AI生成したものの「ジャッジ」を支えるのは経験

AIを学び始めて気づいたことがあります。

それは、AIは万能ではないということです。

AIは時にハルシネーションと言って、もっともらしい嘘(間違い)をつくこともあります。しかし、ここで活きてくるのが、これまで現場で積み上げてきた「経験」です。

AIが提案してきた内容が、本当に現場で通用するのか。

法律や実情に照らして正しいのか。

それを瞬時にジャッジし、調整して最終的に「成果物」に仕上げられるのは、長年のキャリアがある私たち中高年世代が得意なのではないでしょうか。

AIに情報収集や分析を任せ、私は最終的な意思決定に集中する。

これこそが、私が手に入れた「一段高いレイヤー」の働き方だと確信しています。

点と点が線につながった、グループレッスンと個人面談

実際の講義は、思っていたよりもずっと密度が濃い内容でした。

それは、ただ座って聞くだけではなく、毎回しっかりと宿題が出され、実際に手を動かすことが求められるからです。

実際におこなったSNS運用のワークでは、Instagramの開設から5つの記事作成までをAIを使って30分ほどで完結させ、画像・漫画生成の課題では、AIの特性を理解するために何時間も試行錯誤を繰り返しました。

講師から提供された実データを使ったデータ分析の講義では、複雑な数値を瞬時にグラフや表に落とし込む方法を学び、これまで点でしか捉えられていなかったAIの可能性が、ようやく一本の線に繋がった感覚がありました。

そして、このコースで何より価値があったのは、講師との個人面談です。

私を担当してくださった講師は、エンジニアとしての深い知見がありながらも、ただやり方やプロンプトを教えるのではなく、私のこれまでのキャリアを尊重し、今の業務にどうAIを組み込むかを一緒に考えてくれました。

また、操作で躓いた時にLINEで質問すると、すぐに動画で解説を送ってくれるなど、ゼロベースの私にも手取り足取り伴走。

面談を通じて私のマインドは劇的に変わり、自分が手を動かす作業者ではなく、AIを部下として扱い、的確な指示を出すマネージャーへとレイヤーが上がりました。

さらに、この視点が得られたことで、プロンプトの質も格段に向上したと実感しています。

AIが生んだ時間で、新しい夢を形に

現在はAIによって生まれた時間を活用し、「健康経営優良法人制度」の認定支援を行う新しいビジネスの立ち上げ準備を進めています。

以前なら日々の業務に追われて、やりたいけど無理だなと諦めていたかもしれません。

でも今は違います。

AIがあれば、新しいチャレンジへのスピード感も全く違います。

同世代の皆さんに伝えたいのは、AIは万能ではないが、経験がある私たちこそが使いこなすべきツールだということです。

AIが出した答えが正しいか、ビジネスとして成立するかを最後に判断できるのは、現場で経験を積んできた40代・50代の私たちです。

自分には無理と踏み出せずにいるなら、それは本当にもったいない。

一歩踏み出すだけで、見える景色も、自分自身の価値も大きく変わります。