新潟県 54歳 男性
BEFORE食品小売り業
AFTER不動産営業
全く未経験の職へキャリアチェンジを実現したNさん
食品小売り業で、約28年間勤務し、安定したキャリアを歩んできたNさん。しかし、50代を目前に「肉体労働が中心の現場で、このまま定年を迎えていいのか」という漠然とした不安、そして「自分の経験を活かせる公的な資格がない」という危機感を抱きます。
そんな中、一念発起して宅地建物取引士(宅建)の資格を取得し、「この資格を活かし、生涯現役で働けるキャリアを自分で切り拓こう」と決意しました。
しかし、一歩踏み出した転職活動では、「その年齢で異業種・異職種への転職は、正直言って難しいですよ」と、大手エージェントから厳しい言葉を突きつけられます。そんな多くの人が諦めてしまうような状況で、Nさんは立ち止まりませんでした。
年収が半分近くに下がるという大きな決断を下しながら、小売業の現場職から、全く未経験の不動産営業職へとキャリアチェンジを実現。ライフシフトラボ転職コースとの出会いと、プロのサポートで「もう転職は無理」という固定観念を打ち破った、リアルな転職の道のりを伺いました。
「定年まで同じ景色は嫌だ」50代で宅建に賭けた理由
小売業という仕事に大きな不満があったわけではありません。ただ、約30年間社会人としてやってきて、会社の中での資格はあっても、公的な資格が何もなかったことに気づいたんです。
前職は小売業なので、やはり肉体労働でした。定年は60歳で、その後は雇用延長できますが収入減になります。嘱託社員になっても収入は大幅に減ってしまう上、その先は正社員ではなくパートにされる可能性が高まります。年を重ねる度に収入が減るという未来は、どうしても受け入れられませんでした。
そんな将来の不安から、まずは自己啓発の意味で宅建の勉強をしてみようと思ったんです。父が不動産をやっていて、亡くなる直前まで仕事をしていました。年を取ってもできる仕事だと思い、宅建に興味を持ったんです。
宅建は難しいと聞いていましたが、勉強を始めたら「これを活かして仕事していけたらいいかな」と強く思うようになりました。最初は「3か月で受かるだろう」と甘く見ていましたが、とんでもなかったですね。
結局、仕事の合間時間や通勤時、昼休みなどの空き時間はすべて使って1年間みっちり勉強し、無事に宅建を取得できました。これをきっかけに、全く経験のない不動産業界へ挑戦しようと決意したんです。
大手エージェントから門前払い|そこから始まった逆転物語
いざ転職活動を始めると、50代・未経験という壁にぶち当たりました。大手エージェントに登録しても、ほとんど断られてしまったんです。
転職エージェントはいくつか登録しましたが、ほとんどが年齢でダメでした。面接まで行けた会社もありましたが、手ごたえが全く感じられず、内定には至りませんでした。
転職エージェントは商売ですから、転職したい私たちは商品で、就職が決まらなかったら彼らの儲けにならない。だから年齢が高い人を紹介することは、あんまりないだろうと悟ったんです。
そこで「無料で転職なんて無理だ!」と思いました。有料サービスなら、何とかしてくれるんじゃないかと思って調べたのが、ライフシフトラボさんでした。
広告で見た就職率90%という数字には半信半疑でしたが、それでも…と思い、まずは無料の個別相談を受けました。
説明を受けて「60万円なんて大学の学費じゃないか」と、思わず受講料の高さに詐欺だと思ったくらいです。ただ、色々と調べていくうちに「詐欺ではない!」と確信しました。
その上で、「ここまで言うなら、可能性がある」と信頼し、自分一人ではどうにもならない状況を打破するために、誰かのサポートを受けようと一歩踏み出すことを決めたんです。
30年のキャリアを「宝の山」に変えた棚卸し
ライフシフトラボの転職コースを受講して一番印象に残っているのは、徹底的な「人生の棚卸し」です。棚卸しをする前は、正直「30年間無駄なことをやってきたんじゃないか」と、何もない人生だと思っていました。
トレーナーと一緒に、小学校の児童会の副会長に立候補した話から、大学受験の計画的な勉強、会社に入ってからの成功体験、売上を上げたこと、人を育てたことなど、本当に細かいところまで全部拾っていきました。
これを3週間ほどかけてじっくり行ったんです。当時は「早く応募のやり方とか教えてくれよ」と思っていましたが、今考えると、これが肝でしたね。
この棚卸しを通じて、「自分もそこそこやってきたんだな」というのを再認識し、前向きな気持ちになれました。自信をなくしていた時期だったので、自分を知るという基礎固めが、すべての土台になったと思います。仮に転職が決まらなくても、これだけでも意味がありました。
面接はあまり練習しませんでしたが、結果的に内定をもらえた会社は、ほとんど職務経歴書で決まったようなものです。内容のまとめ方や、パッと目に留まる書き方で仕上げてくれたのが大きかったと思います。あの職務経歴書があるから、面接にも自信を持って臨めました。
孤独な挑戦の「心の支え」になったトレーナーの存在
転職活動は孤独になりがちですが、LINEで連絡したらすぐに返してくれたり、週1回のフォロー面談で、いろいろな相談に乗ってもらえたりしたのは心の支えになりました。
実は、内定まで進んだ会社の雇用条件通知書の内容に「みなし残業60時間」と記載されていた部分がありました。私はもう行く気満々だったので、おかしい点に気づいていなくて。トレーナーが「みなし残業60時間」はおかしいと気がつき、冷静な指摘で不安のある会社への入社を回避できました。
もし一人の転職活動なら「そんなものだ」と思って入って、すぐにやめる羽目になっていたかもしれません。業界にいないと分からない公的な部分や、冷静な判断をサポートしてもらえたのは、本当に助かりました。
年収減でも「後悔しない道」を選んだ理由
最終的に、未経験の不動産業界で賃貸営業職の内定をいただきました。
かなり収入減なので、目の当たりにするとひびきますね。
でも、あの時やらなかった後悔より、やった後悔のほうがいいと思ったんです。
「今からやりたい仕事に挑戦できる」というワクワク感が勝りました。
選んだ会社は定年がない会社なので、父のように長く仕事が続けられます。今後の未来を見据えると、挑戦できる環境があることが一番の喜びです。
まずは賃貸営業でしっかりと学び、ゆくゆくは売買、管理も含めた不動産事業全体を見渡せる人材になりたいと考えています。さらに、お店の運営にも関わる責任者を目指したいです。
今までの仕事ではありえなかった「チャレンジ」が、これからの自分には待っていると思うと楽しみです。
正しいやり方を実践すれば、年齢に関係なく転職は可能
正直、「50代で転職なんて無理」「若い人にかなわない」という思い込みが先行している方も多いんじゃないでしょうか。
なにより、私自身も転職活動を始めたときは不安でいっぱいでした。
でも、実際に行動を起こしたら、やり方ひとつで結果はしっかりついてくることに気づけたんです。
一番大きかったのは、「正しい方法」をちゃんと理解して実践することです。
職務経歴書の書き方を変えるだけで、企業側のイメージは全然違います。
もし「50代からでも本当にいけるの?」と迷っている方がいたら、「正しいやり方を実践すれば、年齢に関係なく転職は可能」ということを、私はお伝えしたいです。
そして、ライフシフトラボは、もし転職が決まらなくても「人生の棚卸しをできた」というだけで、受講料を払った価値があったと断言できます。
迷っているなら、勇気を出して一歩踏み出してみてください。自分の経験を高く評価してくれる企業がきっとありますし、そこに導いてくれますから。
