千葉県 47歳 女性

BEFORE人事/総務/経理

AFTER人事部給与担当の係長

言語化と伴走でプロが導いた、定年まで見据えた“最後のキャリアシフト”

現在47歳のSさんは、20年以上にわたり、人事という専門性を武器にキャリアを切り拓いてきました。

そんなSさんが直面したのは、これまでの実績さえもかき消してしまうような短期離職という厳しい現実。直近2社をいずれも1年未満で退職したことで、面接では短期間での離職理由ばかりを問われる日々。今までのスキルを活かし「定年まで腰を据えて働きたい」という切実な願いとは裏腹に心は折れかけていました。

しかし、45歳からの転職塾「ライフシフトラボ」との出会いで、ひとりでは上手く進まなかった転職が好転します。トレーナーと共に歩むことで自身の価値を再定義し、新たなる活躍の場を見つけました。

最終的に掴み取ったのは、いくつもの事業を展開している企業の人事部給与担当で、さらには「係長」という役職付き。理想以上のポジションで転職を成功させました。40代後半、幾度かの離職を経験してもなお、自らの意思で人生をシフトさせたSさんの軌跡を辿ります。

「10年後の景色が描けない」外部環境に揺さぶられるキャリアへの葛藤

私はこれまで、建築業の人事部で12~3年、物流業で5年ちょっとと、一貫して人事・労務の業務に従事してきました。給与計算や社会保険の手続きといった実務のエキスパートとして、現場を支え続けてきた自負もありました。

しかし、直近で入社した職場において、私は自身の努力だけではコントロールできない危うさを肌で感じるようになりました。

その業界は社会情勢や外部要因に業績が大きく左右される特殊な環境。入社して1、2ヶ月で「このままここに身を置いていて、本当に定年まで働き続けられるだろうか」という不安が確信に変わっていきました。

目の前の業務を淡々とこなすことはできても、ふと視線を未来に向けると先行きは不透明。今回は乗り越えてもまた社会情勢が変わったら、もしこの業界自体が立ち行かなくなったら……。47歳という年齢を考えれば、今が腰を据えて働ける場所を見つける最後のチャンスかもしれない。そう思い、私は自身のキャリアを守るために、より安定した基盤を持つ企業への転職を決意したんです。

過去の経歴が足枷になる|自己流の限界を感じた日々

転職を決意し、一人で活動を始めてみると、書類選考の段階で大きな壁にぶつかりました。直近2社の在職期間がいずれも1年程度と短いという事実が、採用担当者の目には「定着性に欠ける」と映ってしまったのでしょう。20年のキャリアがあるはずなのに、書類すら通らない日が続きました。

たまに面接へと進めてもそこは私のスキルを評価してもらえる場ではなく、質問のほとんどが「なぜこんなに短期間で辞めたのか」という退職理由ばかりでした。

私としては、次は長く働きたいからこその決断だったのですが、それを面接官が納得するだけの内容を自分一人では組み立てられませんでした。

面接官の怪訝そうな表情を見るたびに、「私はもう、どこにも必要とされていないのではないか」と自信をなくしていきました。

自分一人で活動を続けても、この短期離職というネガティブな評価を覆すことはできない。そう痛感していたとき、ライフシフトラボと出会ったのです。エージェントとは違い、マンツーマンで転職のやり方を指導してくれる。その言葉に、「これだ!」と希望の光が見えたんです。

「あなたは優しすぎる」トレーナーの言葉に救われた、自己理解の瞬間

受講が始まって最初に行われたのは、自身の棚卸し。そこで私は、トレーナーさんから意外な言葉を掛けられました。

「Sさんは、優しすぎるのかもしれません。周囲のために頑張りすぎて、自分を後回しにして潰れてしまっていませんか?」

その言葉に、私はハッとしました。仕事に対して誠実に向き合おうとするあまり、環境の歪みをすべて自分一人で引き受け、結果として短期間での離職を選ばざるを得なかったことなど。トレーナーさんは私を「長続きしない人」としてではなく、「責任感が強く、誠実だからこそ苦しんだ人」として捉え直してくれました。

自分では欠点だと思い込んでいた経歴を、客観的な視点で肯定してもらえたことで、ようやく前を向くことができました。

そして、約20年培ってきた実務経験を、単なる作業ではなく「企業の基盤を支える専門スキル」としてどう戦略的に伝えていくか。二人三脚での本格的な対策が始まりました。

暗記ではなく対話|面接を自分を売る舞台に変える

最も苦労したのが面接対策。私はああいった場で極度に緊張してしまい、予想外の質問が来ると頭が真っ白になってしまうことがよくあったんです。

そこでトレーナーさんが提案してくれたのは、模範解答を暗記することではなく、自分の経験を咀嚼して、自分の言葉で返すというシナリオ型の対策でした。

「一言一句を覚えようとするからパニックになるんです。大切な芯の部分さえ伝われば大丈夫ですよ」そう言われたことで、スッと肩の力が抜けました。

短期離職についても、ただ言い訳をするのではなく、事実を誠実に伝えながら、それをどう次の意欲に繋げているかという前向きなストーリーへと昇華させました。

模擬面接を繰り返し、自分の中に揺るぎない軸ができたことで、本番の面接でも変化が訪れました。面接官の質問の意図を冷静に汲み取り、自分の経験をその場で組み合わせて答えることができたのです。

2社の同時内定。トレーナーと導き出した納得の選択

仕事を続けながらの転職活動。ライフシフトラボの応募代行サポートを受けながら、一人で転職活動をしていた時のエージェント利用も続け、自分が気になった案件には積極的に応募を続けました。

その結果、ついに2社からほぼ同時に内定をいただくことができました。

どちらの企業も素晴らしい条件で、私は激しく揺れました。

一人だったら、目先の年収や目についた華やかな部分だけで決めてしまっていたかもしれません。

そんなとき、トレーナーさんは提示された条件を細かく可視化し、客観的な比較検討をしてくれました。

「一番大切にしていたのは、定年まで腰を据えて働ける安定性ですよね」と、私の本質的な願いに立ち返らせてくれたんです。そのおかげで、今の環境を自信を持って選ぶことができました。

最終的に入社を決めたのは、保育園や介護施設、生活密着型のサービスを多角的に展開している会社。前職の年収を50万円上回るオファー。さらに人事部給与担当の「係長」という役職まで打診していただきました。短期離職を懸念していたかつての自分からは、想像もできないような理想以上の結果でした。

47歳は、新しい人生をスタートさせる「第一歩」

新しい職場での日々は、心地よい充実感に包まれています。グループ全体の給与計算や社会保険手続きを担う責任ある立場として、20年培った経験を惜しみなく発揮できています。

組織が安定しているからこそ、今は目の前の実務だけでなく、その先の管理職を目指してさらにキャリアを積んでいきたいという意欲も湧いてきました。

「40代後半での転職は確かに簡単ではありません。でも、定年まではまだ20年近くあるんですよね。それを思えば、今の悩みは新しい人生をスタートさせるための、ほんの小さな第一歩にすぎない。今はそう確信しています」。

受講を決める前は決して安くない費用にたじろぎましたが、年収アップ分ですぐに回収できる見込みです。しかし、それ以上に私が手にしたのは、失いかけていた自分自身への信頼でした。

もし今、これまでのキャリアに自信を失い、年齢や経歴という壁の前に立ち尽くしているのなら、一度プロの伴走者に背中を預けてみてほしいと思います。

ライフシフトラボの転職コースは、自分らしく胸を張って次の20年を歩き出すためにこれまでの経験を価値に変えて、さらに知恵と勇気を与えてくれる場所だから、一歩踏み出せばきっと景色は必ず変わりますよ。